おおぞらについて

理念

子どもたちが個人の可能性を最大限に発揮できる社会にするために

ABA（応用行動分析学）は「人間の行動の前後を専門的に支援することにより、行動を増やしたり減らしたりできる」という科学原理を利用し、発達障害のお子さんの早期療育をはじめとした様々な場面（教育・スポーツ・企業コンサルティング・医療・老年学など）に利用されています。特にアメリカやカナダなどの先進国では教育・療育の成果が認められ、ABA療育が保険適用されるようになり、「科学的根拠のある治療法」として発達に特性のある子どもたちに提供されるようになりました。
しかし、日本のなかでは発達に特性のある子どもたちの「特性を理解する」こと、その特性に応じて「過ごしやすい環境を工夫し提供すること」に力を注ぐことがメインストリームであり、個人にとって最適な学びの機会を与えられずに大人になっていく子どもたちが多くいます。世界の子供たちが標準療育として受けているABA療育を日本の公的サービスのなかで提供することを目的におおぞらは設立されました。